ANA銀嶺カードを発行した理由
ANA VISA Suicaをはじめとする三井住友のANAカードは現在入会キャンペーンを行っています。
前回の記事、
こちらの記事でANA VISA Suicaと一緒にもう一枚、銀嶺カードが届いたと書きましたが、銀嶺カードを発行した理由は、この入会キャンペーンにあります。
ANA VISA Suicaは最大で27000マイルもらえますが、その内の1000マイルは通常の入会ボーナスマイル。残りの26000マイルの内訳は入会キャンペーンのHPを見ると、次のようになっています。
この画像のマイル数はプラチナカードのみにある1ポイント=15マイルコースで交換した場合のマイル数になるので、ANA VISA Suicaの場合は1ポイント=5マイルコースなら3分の1、10マイルコースなら3分の2のマイル数になります。
また、ANA VISA Suicaは家族カードがないため、対象となるのは残りの3つです。
つまり、
- リボ払いキャンペーン
- iD利用
- ANA銀嶺カード
まずリボ払いは、年会費の割引の対象ともなるマイペイすリボに登録したうえで半年以内に、
5万円以上利用→500ポイント
50万円以上利用→1600ポイント
がもらえます。
次にiD利用は、iD(携帯or専用カード)に申し込んだうえで半年以内に3万円以上利用すると、500ポイントがもらえます。
専用カードを発行しようかとも思いましたが、使っているケータイがdocomoなので、携帯のiDを使おうかなと思って専用カードは申し込みませんでした。
最後のこちらが、ANA銀嶺カードを発行した理由です。
ANA銀嶺カードを発行して半年以内に3万円以上利用すると、500ポイントがもらえます。
日本国内でも銀嶺カードが利用できる加盟店は増えてきています。
なので、たとえば家電を買おうとするときにビックカメラで銀嶺カードを使えば、500ポイントがもらえます。
1ポイント=10マイルで交換すれば5000マイルがもらえます。
半年以内で50万、毎月8万ちょいを利用するのはフリーターの身ではちょっと難しそうなので今回は5万の方を目指そうと思いますが、もしも光熱費とかの生活費を集めたり、家賃の支払いなどがクレジットカードで支払いが可能な場合は50万円を目指すともらえるマイルも3倍近くになりますので、目指してみてはいかがでしょうか?
というわけで、まとめると
リボで5万円→500ポイント、
iD利用→500ポイント、
銀嶺カード→500ポイント、
計1500ポイント
1ポイント→10マイルコースで交換して15000マイルを獲得するのが目標です。
入会ボーナスを合わせると16000マイルになります(^▽^)/
ANA VISA Suicaカード
審査申し込みをしていたカード、ANA VISA Suicaカードが手元に届きました(^▽^)/ついでにもう一枚、一緒に来ましたが(;^ω^)
今回はANA VISA Suicaと一緒に来たANA銀嶺、二枚のカードについてご紹介したいと思います。
ANA VISA Suicaカードはその名の通りVISAブランドのクレジットカードです。
三井住友銀行が発行しているカードで年会費は2000円+税(つまり2160円)ですが、マイペイすリボとWEB明細に登録していれば割引により、788円になります。
クレジットカードのポイントは、1000円につき1ポイント。さらに三井住友が発行しているANAカード、 VISA/Masterのブランドのカードはマイペイすリボを利用してリボによる金利が発生している場合、同額のボーナスポイントがもらえます。
たとえば、一括払いで15000円の買い物をすると15ポイントがもらえます。
1ポイント=5マイルなら75マイル、年間6000円+税を払って1ポイント=10マイルコースに申し込むと150マイルになります。
もしもマイペイすリボに登録していて金利が発生している場合、たとえば今月は14000円分支払って残高が1000円、という場合はさらに同額の15ポイントがボーナスポイントとしてもらえます。このボーナスポイントは1ポイント=3マイルで交換できるので、さらに45マイルがたまるというわけです。
長々と書きましたが、簡単に言うとうまく使えば1000円=13マイルになる、というわけですね。
さらにこのANA VISA Suicaはオートチャージにも対応していますし、カードによってはポイント対象外となってしまう「SUICAへのチャージ」でもポイントがらもらえます。もしも毎週1回、おでかけで電車に乗って1000円かかるとすると、年52回で52000円、現金で切符を買って電車に乗るのに比べて1196マイルもお得になります!!
ANA銀嶺カード
もう一枚、一緒に届いたカードはANA銀嶺カードです。
銀嶺ブランドは、最近は国内でも見かけるようにも見かけりましたがまだまだ知らない人も多いですよね。
銀嶺(ユニオンペイ)は中国最大のクレジットカードです。
本来はクレジットカードというよりも、デビットカードとして発展しました。
中国では現金を国外に一定以上持ち出せないので、富裕層が海外での買い物によく使うため日本でも使える場所が増えてきました。とはいえ、日本国内でVISAを使わずにあえて銀嶺を選ぶメリットはほぼないかと思われます。
このカードを利用する際の最大のメリットは、中国を旅行する際にVISAやMASTER、JCBなどのブランドだと、日本国内では問題なくても中国ではお店によっては利用できないことがある、というときに銀嶺ならほぼ断られることがない、ということです。
なので、基本的には中国に旅行するときに念のため一枚持っておくと便利!というカードですね。
ちなみにこのカードは単体で発行することができません。ETCカードなどと同じように、本カード(今回の僕の場合はANA VISA Suicaカード)への追加カードとして申し込む形になります。
ではなぜこのカードを発行したのか、というと別に中国に旅行するからではありません(;´・ω・)
銀嶺カードを発行した理由については、次の記事でご説明します。
ANAカードの現在行われているキャンペーン
ANAカードの一般カードは、一人8枚まで発行することができます。
2つ前の記事、
こちらの記事の最後のリンクからANAの公式サイトに掲載されているキャンペーン一覧を見ることができます。もう一度貼っておきますね。
https://www.ana.co.jp/amc/reference/anacard/cpn/
現在紹介されているキャンペーンは、
・ANAアメリカン・エキスプレスカード
の4つになります。この中でダイナースとJCBワイドゴールドはゴールドカード以上のものになるので、今回は残りの2つを見てみたいと思います。
それぞれのキャンペーンの対象になる一般グレードのカードは、
ANA アメリカン・エキスプレス
→ANA アメリカン・エキスプレスカード(一般グレード)
→ANA 一般カード VISA
の計5枚です。
では、上記以外の残りのJCBの三枚はどうかというと、
[JCB Presents] ANA JCBカード 新規入会・お切り替えキャンペーン
ANAではなく、JCBの公式ページの方にキャンペーンの情報が載っていました。
また、ソラチカのキャンペーンについてはこちらの記事でもまとめています。
また、
こちらのページによると、8月15日からはSUICA,PASMOがついているカードが対象の入会キャンペーンが行われているようです。
こちらはソラチカ、ANA VISA SUICA、ANA TOP&ClubQ PASMO マスターカードの3枚のカードが対象となるキャンペーンです。
ポイントサイトでもらえるポイントが高い時に発行するのもいいですが、このようなキャンペーンが開催されているタイミングを狙ってカードを発行するのもいいですね。
ソラチカカード 発行キャンペーン
ちょうど今、僕が参加しているキャンペーンが、このソラチカカードのキャンペーンです。
ポイントサイトではどこも対象となっていないソラチカカードですが、カードの発行元であるJCBがキャンペーンを行っています。
[JCB Presents] ソラチカカード ANA To Me CARD PASMO JCB
で、このキャンペーンについて説明しようと思ったのですが・・・
改めてサイトを見てみると、僕が参加した時より若干優遇されてる(T^T)
というわけで、今の時点(この記事を書いている8月15日)で入会すると適用されるキャンペーンについてもご説明します。
まず、最大9900マイルもらえる、とありますが、そのうちの1000マイルはキャンペーン期間外でも入会ボーナスマイルとしてもらえるものなので実質キャンペーンとしては8900マイル増量!という感じですかね。
まず、ここの部分が新しく追加されているキャンペーンになります。
こちらは、まず入会する前にANAキャンペーンに参加登録をする必要があるようです。
参加登録をしたうえで入会すると、通常の入会ボーナスマイルに加え、さらに+1000マイルもらえます。
それと、カードマイルプラス加盟店で5000円以上買うと、もらえるマイルが2倍になるようですね。
セブンイレブンやイトーヨーカ堂でも200円=1マイルたまるので、毎日の買い物をコンビニで買うときはセブンイレブンで、食材を買うときはほかのスーパーではなくイトーヨーカドーで、とすれば簡単に5000円は超えるかと思います(ちなみに、僕は花粉症で鼻炎の薬が手放せないので、それを買うときに加盟店のマツモトキヨシで買い物していますので、薬を買う人はぜひマツモトキヨシをご利用ください)
こちらは具体的に○○マイル!と決まっているわけではないですが、イトーヨーカドーで食費=1万円かかったとして普段は200円=1マイルが倍で2マイル、通常50マイルが100マイルになり50マイルお得。もしも対象期間中の支払いが、家族全員分の食費で10万円になったとしたら、これだけで+500マイルになりますのでお得ですね(^^)
さらに、ANAキャンペーンの条件を満たした場合、
定期券の購入で、さらに900マイル相当のメトロポイントがもらえます。
ただ、PASMO対象エリアの人はともかくSUICAエリアだったり、関東圏でない方、そしてそもそも出勤etcで電車を使わない方は参加できないのが残念・・・
900マイルだと、そのためだけにいらない定期を買うのはむしろ赤字になりますし。
また、対象となるのは<東京メトロが発売する定期券だけ>なのでご注意ください。
簡単に言うと、同じpasmo定期券でも京王線や東急線の定期では対象外ということですね(o´・ω・`o)
次は、JCBのキャンペーンです。
まず、条件1の25万円は人によって目指せるかどうか決まりますね。
このキャンペーンの対象期間は○○ヶ月ではなく、入会してから12月15日までになりますので、今から申し込むと4ヶ月で25万円ですね。毎月6万2500円使えば達成できます。
僕の場合は生活費やら貯金やらなんやらを引いたら大体月3万円くらいしか使えないので、食費などを集中させることも考えたのですが、ちょっと今回は見送りですかね・・・
そのかわり、そのほかの3つは比較的簡単にクリアできます。
・携帯電話・公共料金の支払いで900マイル
・支払い名人の登録で450マイル
・My JCBへのログインで150マイル
今時ケータイ電話を持っていない人はほぼいないでしょうからその支払いをソラチカに変えるだけで900マイルもらえます。
MyJCBへのログインも各キャンペーンへの参加や今現在の利用可能額などがスマホでも手軽にチェックできるので、むしろキャンペーンがなくても利用する人が多いと思います。
唯一、人によっては少し抵抗があるかもしれないのが支払い名人への登録です。
この支払い名人は、リボ払いにせずに一括払いで買ったものも全て自動的にリボ払いになる、というものです。
リボ払いに対するイメージは少し怖いものがありますよね・・・しかし、450マイルは無視できない・・・というかたは、簡単な解決法があります。
支払い名人に登録したあとに毎月の支払い額を千円単位で変えられますが、その金額を限度額と同額にしてしまえばいいんです。
そうすれば、限度額一杯まで使っても実質一括払いになります(*´▽`*)
変更方法はいくつか方法がありますが、一番簡単なのは、MY JCBから手続きができます。なので、(やっぱり150マイル程度なら・・・)とは思わず、MY JCBには登録&ログインをおすすめします。
そして、最後に家族カードです。
僕のようなフリーターにはあまり関係ないお話ですが(^-^;
ソラチカは家族カードを発行でき、1000マイルがもらえます。こちらは特に利用などの条件がなく発行だけでいいので、もしご家族の方がいれば発行してみてはいかがでしょうか?
ただし、中には無料のカードもありますが、本カードだけでなく家族カードにも年会費がかかります。ソラチカも例に漏れず、家族カードは本カードの半額の1000円(+税)がかかります。
1000円払って1000マイル、なので一応お得ではありますね。発行して一年間は使ってもらい、必要なければ次の年会費が発生する前に家族カードだけ解約、でもいいかと思います。
ただ、もしも自分だけでなく家族全員で一丸となってマイルを一緒にためよう!と思ってる方は、家族カードを発行するのではなく全員が1枚ずつソラチカカードに入会した方がお得かとおもいます(^-^;
<まとめ>
【キャンペーンの登録必要なし】
①入会ボーナス 1000マイル
【ANAのキャンペーンに登録が必要】
②ANAのキャンペーンに登録した上で入会すると、さらに入会ボーナス 1000マイル
③ ②をクリアした上で東京メトロの定期券を購入すると 900マイル
【キャンペーンの登録必要なし】
④家族カードを発行すると 1000マイル
【JCBのキャンペーンに登録が必要】
⑤12月15日までに25万円利用で 4500マイル
⑥携帯電話、公共料金の支払いで 900マイル
⑦支払い名人に登録で 450マイル
⑧MY JCBログインで 150マイル
全ての条件を満たすと9900マイルがもらえます。最初に書いたとおり、①の入会ボーナスマイルはキャンペーンで無いときももらえるので、実質8900マイルが最大でもらえちゃいます(*´▽`*)
このキャンペーンの対象になるのは、10月15日までに受付された分までなので、もしこれからマイラーになってマイルをためてみたい方は、この機会に発行してみてはいかがでしょうか?
ANAカード 発行キャンペーン
ANAカードはどのタイミングで発行するべきか?と聞くと、人によって色々な答えが帰ってきます。
たとえば、思い立ったが吉日!とのことで、毎月払っている携帯代などの料金でマイルをためるためにも、いますぐにカードを発行するべき!という人もいます。
たとえば陸マイラー御用達と多くのブログで言われ、このブログでも何度か照会させてもらっているANA TO ME CARD JCB PASMO、通称ソラチカカードは、ポイントサイトのポイントをマイルに変えるために、約二ヶ月かかります。なので、沖縄に旅行にいく予定があるからソラチカカードを作っていざ航空券をとろう!としてもこの二ヶ月がネックになり間に合わない可能性も出てくるんです。なので、できるだけ早く発行すべきとも言えますね。
2つ目の意見としては、ポイント増量中の時です。
ポイントサイトでポイントをためる時に大量のポイントを稼げるのが<クレジットカードの発行>です。
そのポイント数は一定ではなく、サイトによって異なるというお話は以前もしました。どのサイトがお得かは、どこ得、というサイトで比較できます。
このサイトを使って、例えば【フリーターでも作りやすいカード代表!】とも言われている【楽天カード】を発行するともらえるポイントを調べてみると、
こんな感じです。
高くても7000しないポイントしかもらえません。
しかし、時期によっては、これを越えるポイントがもらえることもあります。実際、僕が発行したときは.money経由で14400円分のポイントがもらえました(*´▽`*)
どうしても欲しいカードなら今すぐ発行するのもありですが、急いでいない場合や、そもそも欲しいのではなくポイント目当てで発行しようという場合は、ポイントを見てから判断した方がいいかと思います。
そして3つ目ですが、ポイントサイトではなく、クレジットカード会社のキャンペーンを狙う!という意見です。
ANAカードの場合は、公式ページより、どのカードがキャンペーンを実施中か、見ることができます。
https://www.ana.co.jp/amc/reference/anacard/cpn/
ですが、こちらのHPに載っていないキャンペーンも存在しています。
ANAカードを何枚発行するか?
前回の記事では最終的に、ANAの一般カードは
・JCB
・VISA
・MASTER
・アメリカンエキスプレス
・JCB ZERO
・TOP & ClubQ PASMO MASTER
・VISA Suica
の8枚まで持てる、ということになりました。
では、それぞれのカードについてみていきたいと思います。
上の並び順とは少し異なる順番で見ていきますが、ご了承ください。
また、ワイドカードについては年会費が7000+税と一般カードの3.5倍にもかかわらずもらえるボーナスマイルが2倍の2000マイルなので除外して、一般カードについてのみ考えています。
・To Me CARD PASMO JCB[ソラチカカード]
ソラチカカードは何回かご紹介していますが、ポイントサイトのポイントをANAのマイルに高いレートで交換することができます。「俺はポイントサイトなんて使わねぇ、決済のポイントだけでマイルを貯めるんだ。1%還元だとして、1万8000マイル貯めるためにカードを180万使うぞ!」という方以外はぜひ発行してください。
というか、もはや必携といっても過言ではないかもしれません。
・JCB
年会費2000+税なので、2160円で入会時と毎年の更新時にボーナスマイルが1000マイルもらえます。
マイルの価値がいくらかはマイルを何と交換するかにもよって変わりますが、海外ではバイマイル(日本ではありませんが、ほしい特典の必要マイルに所持マイルが足りない時に、足りない分をお金を出して買うことができる制度)では1マイル=2~3円で取引されることが多いため、2.16円は妥当な価格とも考えられます。ポイントサイトの発行案件やJCBのキャンペーンなどで条件がいいものが実施されているときに発行するのもありではないでしょうか。
・VISA ・MASTER ・VISA Suica ・TOP & ClubQ PASMO MASTER
この4枚は三井住友が発行しているカードで、共通する特徴として「マイペイすリボによって年会費が下がる」というものがあります。
VISA、Masterは1025円、SuicaとTOP&ClubQ PASMOは751円にそれぞれ年会費が下がり、それぞれボーナスマイルとして1000マイルもらえるので、バイマイルと考えるtp1マイルあたり1.025円、0.751円とかなりお得です。そのため、この4枚に関してはぜひとも発行をして持っておくべきだと思います。
(ただし、条件として年に1回は決済しないと割引が適用されないので要注意です)
・アメリカンエキスプレス
ポイントマイルに交換しないと考えてポイント以降コースの6000円を無視しても、年会費は7000円+税と高額で、しかしもらえるマイルはほかのカードと同じく1000マイル。
1マイル=7円なので、死蔵するために発行する価値はないといえます。
・JCB ZERO
年会費がかからないかわりに、このカードにはボーナスマイルが存在しません。
そのため、死蔵していても何の意味もないカードです。
よって、ソラチカカードとボーナスマイルが目当てで死蔵するために発行するカード5枚、計6枚がおすすめのANAカードということになります。
残りの二枚は本当に持つ価値がないのか?
ここで出てくる疑問は、アメックスとJCB ZEROは本当に他と比べると価値がないカードなのか?ということです。
もちろん、そんなことはありません。
アメックスは入会キャンペーンなどで1万超えのマイルを獲得することができる場合もありますので、人によっては入会→最初の年会費だけ払って11か月後に年会費発生する前に解約、ということをする人もいます。
が、それ以外でも空港のカードラウンジが利用できるなどの特典もあります。
ほかのカードのように持っているだけではただの年会費が高いだけの無駄なカードですが、マイルを特典航空券に変えて頻繁に飛行機に乗るようになると、うまく特典を使うことができれば年会費に見合うだけの(人によってはそれ以上の)価値を見出すこともできるカードです。個人的にも、ぜひ持ってみたいと思うカードです。
で、JCB ZEROですが・・・
正直言って、「ボーナスマイルもいらないし、ポイントコースも1ポイント5マイルでかまわない」という人向けですよね。「飛行機に乗ったときにANAカードを一枚も持っていない人は、このJCB ZEROを発行しておけば年会費無料でフライトマイルが10%増えるよ!」という使い方しか思い浮かばなく、ほかのANAカードを持っている人に何のメリットも・・・と思っていたら、ほんの少しだけですが、ありました!!
JCB ZEROのメリットは沖縄にあり!
ANAカードには通常のクレジットカードのポイントでマイルがたまる以外に、特定のお店でのお会計をANAカードで支払うとマイルがもらえる、「ANAカードマイルプラス」という制度があります。
例えば、イトーヨーカドーでお買い物をしたときにANAカードで支払うとクレジットカードのポイントのほかに200ごとに1マイルがもらえるなど、お店によって100円、もしくは200円で1マイルもらえたりします夕飯の食材はそこらへんのスーパーではなくイトーヨーカドーで、花粉症の薬は●●薬局ではなく対象店舗であるマツモトキヨシで、という風にマイレージプラスに参加しているお店でお買い物をするようにしていると、マイルもちょっとずつ、気づいたらそこそこたまっている、なんてこともあるかもしれません。
で、問題のJCB ZEROですが、対象店舗一覧を見てみると・・・
なんと、アメリカンエキスプレスとJCB ZEROは、そのカード限定でマイルがたまるお店があるんです!!アメリカンエキスプレスのものは、どれもすべて海外のお店ですね。
それに対し、JCB ZERO限定のお店は、沖縄にあるあしびなー、というアウトレットモールです。ホームぺージの説明によるとアウトレットモールは那覇空港から車で15分の場所にあるため、飛行機の時間をきにせずお買い物ができそう。そして、このアウトレットモール内でのお買い物は100円につき1マイルたまるので、このあしびなー内でのお買い物に限って言えば、JCB ZEROは1000円お買い物するとほかのANAカードが5マイルか手数料を払って10マイルのところ、手数料なしでカードのポイント=5マイルとマイレージプラスのマイル10マイル、計15マイルもたまるとってもお得なカードである!と言えます。
しかも年会費は全くかかりませんので、「今度沖縄に旅行に行くから、もしもアウトレットでほしいものがあったときのために念のため作っとこー♪」という軽いノリで発行した後は、解約しなくてもお金はかからないため沖縄に行くとき限定でもっていくカードとして発行しておいても損はないですね。
まとめ
あくまで私個人の見解ですが、
[5枚発行]全員におすすめしたい発行枚数
・ソラチカカード
→ポイント交換用として
・VISA ・MASTER ・VISA Suica ・TOP & ClubQ PASMO MASTER
→お得にマイルがもらえるカードとして
[6枚発行]1マイル=2.16円がお得だと思う人におすすめ
・JCB
→年会費2016円で1000マイルがもらえるカードとして
[7枚発行]旅行をするとき特典を利用したい人におすすめ
・アメリカンエキスプレス
→一般カードなのに他社のゴールドカード並みの特典が受けられるカードとして
[8枚発行]沖縄に旅行する、旅行したい、というか沖縄在住、という方におすすめ
・JCB ZERO
→沖縄のアウトレットモール、あしびなーでのお買い物でお得にマイルがためられるカードとして
という感じになりました。
いつか8枚のANAカードを1列に並べた写真でも撮ってみたいものです(笑)
ANAカードの種類(3)
ANAカードの一般カードの残りは、
・ANA TOP & ClubQ PASMO マスターカード
・ANA ワイドカード
の4枚になります。
このカードは何回かすでに出てきていますね。通称「ソラチカカード」です。
ポイントを交換できること以外の特徴をあげるとすると、東京メトロの定期券購入や乗車(定期券区間外乗車時に、平日5メトロポイント、休日15メトロポイント)でポイントがたまる、というところです。
ポイントサイトで貯めたポイントをメトロポイントに変えてANAのマイルへ交換するソラチカルートは、ANAの陸マイラーとしては最重要なポイントと言えますので、もしも「1枚だけANAカードを作るとしたらどれがいいか?」と聞かれたら「もちろん、ソラチカ!」という陸マイラーは多いと思います。
・ANA TOP & ClubQ PASMO マスターカード
この2枚のカードは両方とも三井住友が発行しているカードです。
ANA TOP & ClubQ PASMO マスターカードのTOP & ClubQ とは東急電鉄の提携クレジットカードである、ということです。ソラチカのTo Me CARDは東京メトロでしたが、こちらは東急での乗車や東急の商品施設(グランベリーモールなど)でのお買い物などでもポイントがたまるのが特徴です。
それに対しANA VISA Suicaの方は、とくに提携がなく普通にSuicaの機能が付いたクレジットカードになります。
SuicaにオートチャージができるクレジットカードといえばView Cardですが、このANA VISA SuicaはViewCARD Type-2という分類のもので、ViewCardのようにスイカにオートチャージできるけど、ビュー・カードのようにチャージでポイント三倍、などの特典がないものになります。
この2枚はともに三井住友のマイ・ペイす・リボやWEB明細の利用などで年会費が安くなります。
どちらを選べばいいかというと、個人的にはスイカがついている以外の特典がほぼないANA Viisa SuicaよりはANA TOP & ClubQ PASMO マスターカードのほうが東急関連の施設などの利用でポイントがたまる分お得かな・・・そもそも今ではSuicaは使えるけどPASMOは使えません、っていう場面は見ないし。とは思うものの、なぜかほかの陸マイラーさんのブログなどではANA VISA Suicaがすごく推されてるんですよね。
おそらくマスターにはない、VISAの入会キャンペーンの存在も大きいのかな?
ちなみに、どちらもメインのカードとして使うのではなくマイペイすリボ登録で年会費を安くした上で死蔵し、それぞれ毎年1000マイルを発生させるお手軽装置として持っておいてメインは別に持つ、という陸マイラーさんも多くいるので、もしも審査が通ったら僕も両方とも取得してJRに乗るときはSuica、東急に乗るときはTOP & ClubQを使う、という方法をとりたいな、と思っています。
・ANA ワイドカード
最後に、ワイドカードです。
ワイドカードは簡単に言うと一般カードとゴールドカードの中間のカードになります。
用意されているブランドは一般カードからアメリカンエキスプレスとJCB ZEROを除いたJCB、VISA/Masterの3つのブランドです。
それぞれ年会費は7830円と一般カードより高く、ゴールドカードよりは低い年会費です。このカードの特徴してはクレジットカードとしての部分は一般カードと同じで1000円で1ポイントを無料で5マイルか手数料を払って10マイルに交換。しかし、ANAカードとしての部分はゴールドカードと同じで、旅行の時に役立つ付随の保険の内容やANAの飛行機に乗ったときにもらえるボーナスマイルも一般カードの10%ではなく、ゴールドカードと同じ25%になっています。
しかし、このカードはあまり人気はありません・・・
というのも、確かにワイドゴールドよりも手数料は安いですがもしも(ポイントを10マイルで交換したいな~)と思った場合、JCBは5000円、VISA/MASTERは6000円+税の手数料がそれぞれかかります。
それに対してワイドゴールドは年会費15120円でマイル交換の際に手数料なしで1ポイント10マイルへ交換が可能であり、その差はJCBは約2000円、VIsa/MASTERは約1000円ほどしか差がないどころか、マイペイすリボに登録するとゴールドカードのほうが安くなります。そのうえ、マイルをSKYコインに交換するときも5万マイル以上を交換するとき場合、ワイドカードはゴールドカードの1.6倍ではなく一般カードの1.5倍にしかなりません。
そのため、ワイドカードは決済などでポイントを貯めるのではなく飛行機に乗ったときのフライトマイルを効率よく貯めたい、という陸マイラーと比較して空マイラーと呼ばれる方向けのカードと言えます。
どれを持てばいいのか?
ANAカードを比較して、どれを選べばいいのか?っていうかそもそも「何枚までもっていいのか?」という問題ですが、まず何枚まで持てるのかは、
・ブランドが異なる場合は複数枚持てる。しかし、基本的に同じブランドのANAカードは1枚しか持てない
→ANA VISA とANA JCBはブランドが異なるので持てる。
→ANA VISAとANA VISAワイドカード、ANA VISA ワイドゴールドカードは同じVISAブランドのカードなので、どれか1枚しか持てない
・ただし!ブランドが同じでも、交通系カードは一緒にもてる
→ANA JCBとソラチカや、ANA VISAワイドゴールドとANA VISA Suica、という持ち方なら同じブランドでも2枚もてる。
よって、やろうと思えば
・JCB
・VISA
・MASTER
・アメリカンエキスプレス
・JCB ZERO
・TOP & ClubQ PASMO MASTER
・VISA Suica
の8枚まで、ゴールドカード以上も視野に入れている方はさらにダイナースも9枚まで持つことができます・・・が、そんなにあっても大変ですよね(^^;)ですが、決済に使うときにあれはこのカード、これはこのカード・・・と分けるのではなく、入会時と更新時にもらえるボーナスマイルをもらうために死蔵したりすると割り切ってしまえばこのうちの5枚、6枚、持ってい損はないかもしれません。
というわけで、次の記事では決済に使うのではなく、死蔵するために発行するという点で価値があるといえるのか、もう一回それぞれのカードを見直してみたいと思います。